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終末を過ごすあなたへ。  作者: 深山 希
遠からずいなくなるあなたへ。
13/18

また、既読がつかない。

 今度は丸一日だ。


 覚悟を、しないといけないのかもしれない。


 もう、君とことばを交わすことはできないんだろうか。


 もう、君の声を聴くことはできないんだろうか。


 せめて……そう、せめて、昨日書いた分だけでも、読んでくれていればいいんだけど。


 電話で「ごめんね」と言われた時、俺はなんと返しただろう。「君が謝ることじゃない」「ずっと頑張ってきたんだから」そんなことを言ったように思うけれど、正直、良く覚えていないんだ。


 はっきりしているのは、現物があって、LINEでのやりとりも残ってる、写真を送ってもらったことぐらい。


 俺も、君も、写真が苦手、を通り越して嫌いで。だから写真は一緒に撮ったものどころか、お互いのものも持っていなかったね。

 今更後悔しているよ。せめて、一枚だけでも。ふたりで写したものがあれば、って。


 たぶんそれしかなかったんだろう、職場の元同僚さんたちとの写真。ちょっと知らないひとがいっぱい写ってて気まずいのはあるけれど。


 大事に、するよ。

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