第十六話 決着のその後
少なくてごめん
「──」
「なぁ、ほんとに全員殺したんだよな?」
「そのはずです」
「──…なぁ、これって勝ったけど…被害やばくね?」
「戦わずに一生相手にエサを与え続けるよりかはマシかと」
「それはそうだけどなぁ…」
「道路、店、家。普段俺らが行ってた店も壊れてる」
「うん…」
「あ、セイアだ」
「負傷者は?」
「全員リュシアさんが直してくれました」
「あなたが司さん? 俺たちの街を…守ってくれてありがとう」
「あ、ああ…でも、家・・・壊しちゃったぞ?」
「──」
「そうだよ! なぁ。そこまでしないとこんな下級魔族すらも倒せねぇのかよ。弱っちいな!」
「あのなぁ。こっちだって命がけで戦ってんだよ。何だ? お前らは一生魔獣どもに支配されたかったのか?」
「司。やめてください」
アルベルトがなだめる
「でもこいつらが…」
「でも駄目です」
「はいはい」
「知らねぇよ。数が多かっただのどうでもいいんだよ。俺らの住む家をどこにやったんだよ!」
「お前らの住む土地はあんだからそれで満足しろよ!」
「そこまでにしなさい」
王国騎士団所属、ユーリ・アッカールが来る
──…男性にオレンジの瞳で釣り目気味…赤髪…白い服に金のラインの服をまとってる騎士…うわさには聞いてたが…
アルベルトがそう心の中で思う
「お前は誰だ?」
「王国騎士団所属、ユーリ・アッカール」
「騎士団とかいるんだなぁ」
「武装大国シャルマにはいなかったの?」
「あー、騎士とは言わなかったけど国を守る立場の人がいたな」
──…あっぶねぇ…日本に自衛隊があってくれてよかった
「そうなんだ」
「で、君たちが魔獣を倒したのかい?」
「はい・・」
「身分証と魔獣狩の資格を見せて」
身分証だけ取り出す
「魔獣狩の資格は? ないのか。…分かった。でも王都の危機を救ってくれたから今回は無問題にしておく」
「ありがとうございます…」
「大丈夫だよ。で、状況を確認したいんだけど…」
「ここ(王都の端)で大技を放ってこの辺壊滅、であっち(王都の中央)らへんで大技を放って火の海になっていたっていう感じ・・・です」
「分かった。住宅は壊さないでね。でも助かった人はたくさんいる。ね?」
「はい」
「んじゃぁもう帰って大丈夫」
「え、復旧って‥」
「明日からでいいよ。今日は僕たち騎士がやる」
「あ、はい…」
騎士団side
「じゃぁ復興始めるよー!」
「まず瓦礫とかどかしていっちゃおう!」
騎士団が号令に合わせて動き出す。家や道路だったものをどかしていく
「あの…手伝いましょうか?」
「…いいんですか? お願いします! この瓦礫を一緒に運びましょう」
住民も手伝う人が出てくる
「せーのっ!」
「このエリア搬出終わりました!」
「んじゃぁ建材持ってきて!」
To be continued
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