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死なない皆と死んじゃう自分【異世界ファンタジー】  作者: 暇人
親水王国《エグゼルト》

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第十三話 新しい者

国の書き方の微変更&新キャラ登場回。


「んっ…あ~、おはよ。二人とも」


「司君、おはよ~」


「おはようございます」


 今日は全員起きたようだ。司の言った言葉に二人が反応する。


「んじゃぁ飯作ってくる」


「分かった」


 司は一階に行きフレンチトーストの材料を取り出す。


 そして卵をパンに浸し、10分程度待つ。


─────────


 砂糖なども入れ、焼く。


『できてきたなぁ~」


 焼きあがったらココアパウダーとシュガーパウダーをかける


『できたぞ~」


「美味しそうですね」


 セイアの口角が自然と上がっている。


「頂きます」


 3人が食べ始める


「甘くておいしいです」


「それはよかった」


「美味しいね。司君」


「あ、お皿、洗っておくね?」


「ああ、ありがと」


「司君」


「何だ?」


 あれ、何だろう。なぜか意識しちゃった。なんでだろう。


「いや…何でもない」


「そうか」


─────────


「なんか…」


 最近司君を見ることが増えた気がする。それに話しかけることも増えた。最近はお世話しなければいけない、そんな感情じゃない気がする


「どうした?そんな神妙な顔して」


「え?なんでもないよ」


「そうか」


「うん」


「…」


「いやセイアは気まずそうに見るのやめて!?」


「何でもないです」


「お嬢様ー!」


 遠くから声が聞こえる。セイアが反応する


「…!」


「誰だ?」


「誰…なんだろう」


「セイア?なんか知ってることあんのか?」


「いや…その…」


「まぁいいや。一回玄関入れよ」


「まぁ行ってみるか」


「そうだね」


 玄関の鍵を開け扉を開ける。


「久しぶりです。お嬢様」


「この人誰?」


「お嬢様。この方は?」


「とりあえず待って。えーと、この人は私の元執事筆頭です。竜人で神人王国アルマゲド出身です。名前はアルベルトです」


「アル…ベルト?セイアを追ってきた…ってことか?」


「多分そういうこと、だよね?セイア」


「そういうことですね」


「そうか…ベッド・・・買わなきゃだな。いや、アルベルト。一回床で寝て」


・・・


「まぁいいや。一回ここじゃ何だから中入って」


「ありがとうございます」


「で、元執事筆頭って結構ちゃんとしてる人ってことだよね?」


「そうですよ」


「ところで、お嬢様とはどういう関係なんですか?」


「一緒に住んでるだけ」


「なら大丈夫です。まだ」


「まだ?」


「はい。納得は行きませんが」


「セイア。アルベルトとどんな感じで過ごしてたの?」


「神人王国アルマゲドではずっと私の身の回りの世話をしてくれてました。私が此処…親水王国エグゼルトに来たから追ってきた」


「そうなんだ」


「はい」


「んじゃぁいつあっちを出たんだ?」


「6年前です」


「じゃぁ何でアルベルトは今まで見つけられてこなかったの?」


「…分かりません」


「そっか」


「で、本当にベッドどうする?」


「3人分しかないです…ね」


「私は床で構いませんよ?」


「いや、客人・・・というか元執事筆頭をそんな雑な…」


「いや、構いません」


「ちゃんと寝てください」


 リュシアが念を押す


「じゃぁ一回ソファで寝る?」


「分かりました」


「まぁベッドはあとで買うか…」


「うん」


「まぁ今日は…ソファで」


「なぁ、アルベルト」


「どうしましたか?」


「今日の昼飯の話なんだが」


「何ですか?──」


 あれ?なんでだろう。そうやって楽しそうに話してると…気になるな。…まぁ……なんでだろう。まぁいいや!


「んじゃぁ昼飯作ってくるな」


「分かった」


 何だろう。あの二人を見てると感じることがある…


─────────


「できたぞ~」


「ありがとうございます」


 アルベルトが席に着き料理を食べ始める


「…」


「なんか無言で俺の料理食べられると怖いんだけど!評価されてそう」


「美味しいですね」


「よかったぁ…というかお前、何か食事するとき圧感じるな」


「そうですか?」


「うん」


「善処します」


「ご馳走様」


「んで、飯も食べ終わったことで、アルベルト。これからどうする?」


「私はお嬢様のお世話などをしたいです」


「んじゃぁ家事とかしてくれる?まずは皿洗いから」


「分かりました」


 アルベルトは食べ終わった食器類を片付け、洗う


「え、すげ。俺の仕事ほぼ消えたじゃん。料理以外」


「まぁ負担が減ったってことにしよ?司君」


「なんか複雑だけど…まぁそうしよう」


「司様」


「いや様要らないって」


「では司」


「いややっぱ様付けて──」


 何だろう。また、なんか気になって──…


 あれ?やっぱり何かあるのかな…?


「というかアルベルトが来たから生活用品買い足しにいかね?」


「そうだね」


─────────


 4人は王都にいた。


「んじゃぁベッドも買うか…出費が、」


「でも必要だし…」


「それもそうか」


─────────


「あぁ、疲れたぁぁ」


「あ、んじゃぁアルベルトから風呂入る?その間飯作ってるから」


「分かりました」


 アルベルトは風呂へと向かう


「飯作るかぁ」


 司は冷蔵庫から食材を取り出し切っていく


 そして焼いていく


「よし。できたぞ~」


 いつの間に上がっていたアルベルトが言う


「分かりました」


 3人は椅子に座り、司は料理を運ぶ


「頂きます」


「美味しいね。司君」


「そうか?良かった」


「…」


「やっぱりおいしいです」


「アルベルト。その無言の時間やめてくれ」


・・・


「ごちそうさまでした」


リュシアが言う


「お粗末様でした」


司が言う


「アルベルト。皿洗うか?」


「洗います」


「ありがとう」


「やっぱり俺の仕事消えてるな」


 あ、リュシアも風呂入ってきて。


「分かった」


─────────


「よし、全員風呂入ったな?んじゃぁ寝るか」


「うん」


 2階の寝室はもうほぼすべてがベッドである。4人寝るので仕方がない


─────────


「王都に魔獣が出たぞぉおおおお!」


「魔獣?」


To Be contenued.

セイアは心の声はため口という設定。これから書き貯めして少しずつ出してく方式にするんで次回の更新まで待ってて。

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