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世界を繋ぐ漆黒の球
少年が意識を手放すと同時に、ふと小さな空間の揺らぎが生まれた……
揺らぎは次第に大きくなり突如揺らぎの中心に漆黒の球体が出現した。
そして、球体そのものに引力が有るかのように土砂や瓦礫、少年の身体諸ともその漆黒の中心へ引きずり込んでいった……。
球体はしばらく辺りのあらゆる物を取り込み尽くし……何事も無かったかの様に……現れた時と同じ様にふと消え去ったのであった……。
--同時刻、異世界--
⇒王都
-キンッ-
-キャッン-
-カンッ-
-カッ-
-カンッ-
-ギリッ-
普通の民家にしては大きく、広い庭のある立派な家の裏手で激しい金属音が鳴り響いていた。
金属音の発生源はこの家の主とその娘が振るう剣から発せられていた。
-ガキンッ-
ひときわ大きく響いた金属音と共に少女の持っていた大剣が宙を舞った。
「あっ……参りました」
少女はそう言うと飛ばされた大剣に走り寄っていった。




