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始まりは雨の日に… 2
今日は朝からまるで台風かと思うような土砂降りの雨だった。
俺は学校に向かう為にその雨の中を歩いていたんだ、他の孤児達は俺よりも数十分前には孤児院を出ていて辺りを見回しても人の影すらない。
辺りに人が居ないのは孤児院が建っている場所も影響しているのだろう、孤児院は町から離れた山の中にひっそりと建っている。
俺はその山の中を土砂降りの雨の中、町に向け歩いていたんだ。
余談だが……土砂降りの雨の時に山で起きる災害が何だか分かるか?
川の近くなら鉄砲水とかもあるだろうけど今回起こった災害は《土砂崩れ》だった。
その土砂崩れに俺は巻き込まれ……崖下に落ちたんだ……
幸いまだ死んでないようだが……正直、このまま死んでしまってもいいと思ってる自分も居るんだ。
この世界に未練がないからね……
そして俺は意識を手放した




