異世界の住人
この少女の名前はセシリア、10歳になったばかりで誕生日プレゼントに王国騎士団団長である父親アレックスから贈られた大剣で試合をしていたのであった。
髪は綺麗に切り揃えられた茶色がかったオレンジ髪ねセミロングで太陽の光りでキラキラと輝いている。
「父上!もう一度御手合わせお願い致します!」
どうやら元気が取り柄の様である。
「うむ、良かろう、何時でもかかってくると「だんちょ~~~!」」
アレックスが試合を行おうと構えた時、セシリアとアレックスの間に間延びした叫び声が響いた。
「セシリー少し待っていなさい」
「はい!」
「ジーク何か用かね?」
二人の間に割り込んできたのは王国騎士団副団長のジークという男だった。
「だんちょ~~!一大事ッス!」
「……何かあったのか?」
「それが……」
〆〆〆〆〆〆〆〆〆〆〆
「何!?世界各地に魔物が大量出現だと!?」
「そうなんッスよぉ~!」
「状況はどうなっているんだ?」
「何百という王国騎士団出動要請で大混乱ッス!」
「ふむ……魔物の大量出現……この状況は過去に一度……」
「やっぱりアレッスかぁ……」
「「魔王の復活」」
「魔王の復活……ですか?」
「あっ!セシリアちゃんオハヨッス!」
「ジークさんおはようございます、それで魔王の復活というのは?」
「魔王の復活と言うのは……」
〆〆〆〆〆〆〆〆〆〆〆
今より20年ほど前のこと、自らを魔王と名乗る莫大な魔力を持った者が現れた。
その者は動物、植物問わず凶悪な魔力を注ぎ込み魔物を創り世界にばらまいた。
その者が死んで尚魔物達は主の命に従い破壊活動を行なっているのである……。
〆〆〆〆〆〆〆〆〆〆〆
「そして今まさに数を減らしつつあった魔物達が魔王が居た頃のように増えてきているのだ」
「だから僕達は魔王が復活したんじゃないかって思ってるんッスよ」
「そ、そんな……!?」
「すまないがセシリー私は暫くは家に帰れないだろう……」
「…………はぃ」
「時間がない、母さんに今私達が話していたことを伝えておいてくれ!」
「…………はぃ」
「心配は要らん、必ず帰ってくると約束しよう」
「…………」
「セシリー……お前はもう立派な騎士だ、母さんを守ってくれ!」
「っ!」
「わかったな?」
「はい!!!」
「だんちょ~~~!速くして欲しいッス!」
「わかった、すぐ行く!……セシリー、暫くの間留守にする、家の事は任せた!」
「はい!行ってらっしゃいませ、父上!」
こうして物語の歯車が少しずつ交わりだした……。
っと、言うことで序章完結です!
次からは他の作品と交わっていくのであしからず(笑)




