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一日一詩  作者: 時ノ宮怜
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災縫

糸を通して、返して、縫い合わせ

生地を切って、形を造って、繋いで

わたを詰めて、中身をふっくらさせたら

完成

かわいいかわいい、私のお人形

新入りのあなたは、目立つところに飾らなきゃ

今まで、真ん中だった子はごめんね

みんな仲良くしてね


私は可愛いお人形がすき

だから、可愛い生地を見つけると

自分で作るの


白くて可愛い生地

やわらかくて、肌触りもいいな

サラサラなのに、すこしシットリしているの

ね、あなたもお人形になりたいでしょう?

私のお人形たちはみんな幸せそうだよ?


私は雑音が多いと集中できないタイプ

だから静かに集中できるように、余分な穴は先に縫っちゃおう


ちくちく、ざくざく、ちゃぷちゃぷ

ぬいぬい、ぺたぺた、つめつめ


こうして少しずつ形が出来ていく

小さくてかわいい私のお人形

やっぱりこの生地にしてよかった

まるで生きている見たいでしょう?

最後にちゃんと、形が崩れない様に魔法の水に浸して

完成


かわいいかわいい、私のお人形

ずっとずっと一緒よ

きっと、私が地獄に落ちたとしても


狂気って何も関係がない第三者どころじゃない

俯瞰視点ならば、美しい芸術として受け入れることができると思います

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