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一日一詩  作者: 時ノ宮怜
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新界

 ここは新しい世界

 私が過ごす、新しい楽園

 ここは私に優しい世界

 私を嗤うものはいない

 私を傷つけるものはない

 私を侵すものも、

 私を殺すものもいない

 私にとって、ここはまさに楽園


 楽園は誰にも証明できない

 だから、私が証明しよう

 私が、ここに楽園があると


 世界は灼熱も極寒もあるらしい

 人が、私が生きていくには厳しい世界

 暑いのはいやだ、悪意の臭いが立ち込める

 寒いのはいやだ、悪意の痛みが突き刺さる

 だけど、ここは冷たくて、

 静かで、いつまでも独りだった。


 世界には明かりがあるらしい

 人が、私が一人である暴く光が憎らしい

 嘘はいやだ、でももっと真実がいや

 裏切りはいやだ、でも信じることすらできない

 だけど、ここは暗くて

 静かで、いつまでも独りだ。


 音はない

 光もない

 ゆっくりと時間が流れる

 こうして沈んで深くまで

 ここが新しい世界

 私のための楽園

 深き底にある楽園の世界

あなたにとっての楽園って?

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