追跡
「旦那、あいつらはあそこにいるっす」
小屋があり、馬車もそこにあった。
「待て」
小屋に行こうとするのを俺は止めた。
「どうした?ここに姫たちがいるのだろう?」
「いや、囮だな」
「囮っすか?」
「こんな近くで休憩するわけがないしかも煌々と照らして。まるでこちらに見つけて欲しいといっているものだ」
「何を言っているんですか?馬もあそこにいるじゃないですか?」
「替えの馬に乗り換えたんだろう。あそこは罠だ」
「いいです。私が行きますから」
「おい、馬鹿、やめろ」
メイドは俺の静止も聞かず小屋に近づいた。すると小屋が爆発した。
「なんすかあれ?」
「マジックアイテムだろう」
「そんなこと言ってないであいつを助けるぞ」
メイドに駆け寄ると体中傷だらけだった。なのでポーションを飲ませ、回復させた。
「わたくしは・・・」
メイドは気が付いたようだ。
「大丈夫か?貴殿傷だらけだったぞ」
「いえ、傷は自分でつけたものですから、大丈夫です」
「自分でやったとはどういうことだ?」
「今はそんなことより、姫様たちをどう見つけるかです」
「それならピアーズ」
「うっす≪サーチ≫。あっちから人の気配がするっす」
「立てるか?」
俺が手を差し出したが、メイドは自分で立ち上がった。
ピアーズの後をついていくと洞窟があった。
「あそこにも罠があるっすか?」
「恐らくな」
「ショウ」
洞窟の上に何かがついているのを見つけた。
「ピアーズ、洞窟の上についているのが見えるか?」
「うっす」
「あれを破壊してくれ」
「待ってください、破壊して爆発したらどうするんですか?」
「近づいても爆発するんだ。他の入り口探している時間はない」
「・・・」
メイドは俺を睨みつけたが、これしか方法はないんだ。
「やってくれ」
「了解っす」
ピアーズはナイフを見事当てた。そしてなにも起きなかった。
「これで先に進めるな」
俺たち4人は先に進んだ。




