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卯の想い

                 シャルロッテ視点




私はラビット系アマデウスとして生を受けた。

私のお父さんは弱くてごめんなっといつも言っていた。お母さんはたくさん食べさせてあげられなくてごめんなさいと言っていた。

でも私は2人と一緒なら平気だった。


しかしお父さんは私たちを守るために、お母さんは病気になってしまって死んでしまった。

でも私には絶望している暇もなく、モンスターから、ヒューマンから、他のアマデウスから逃げて逃げて逃げ続けた。


だけどついにヒューマンに捕まりそうになった。藁をもすがる思いで見つけたのがオーブで私はそれを取り込み、『卯』の十二士になった。

十二士になると力が溢れ、ヒューマンを返り討ちにしたわ。そして『魅了』と『吸収』で他の生物から生命力を奪い、私は強者となった。


この世界に異世界人が現れたと聞いたときは正直怖くて、会わなきゃいいと思っていたけど、私はあなたたちに出会ってしまった。

だが聞いていた話と違い、アマデウスである私にあなたたちは優しくしてくれた。私を十二士と知って油断させる作戦かと思ったけど、

何もしてこなかった。


なので『魅了』を使ってみたが、なぜかあなたには効かなかったから驚いた。

今あなたは私が死んで罪悪感を抱いているかもしれないけど、気にしないでほしい。

十二士になったけど、私そんなに強くないし、屈辱な目にあって殺されるより、あなたと戦いやられる方がいいと思うから。

あ~なんで、死んでまであなたの心配しなきゃいけないんだろうな。ホント、愚かで世話の焼ける男・・・


もしラビット系アマデウスに生まれなかったら、お父さんとお母さんと一緒にいられたのかな?

もし十二士にならなかったら、ノブレスオブリージュの仲間のままでいられたのかな?

もしヒューマンに生まれてきたら彼の―――――のかな?


さようなら愚かで優しい男・・・クサナギ・ショウ。

あなたと最期に会えて――――。

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