ファスタリアに向かうものたち
「草薙翔様ですね。お迎えにあがりました」
執事服を着た初老の男性が迎えに来てくれた。
「荷物はこれで全部ですか?」
「はい」
リュックにスーツケース二つを軽々持っていった。すごい年を感じさせない力の持ち主だ。しかしあの背中どこかで見たことがあるような?
「一つお伺いしてもよろしいでしょうか?」
「は、はいなんですか?」
「しかしあなたはなぜ迷彩服なのでしょうか?」
「えっ?森や平野でうまく隠れらるかなと思って?」
異世界転移と行けば森や平野に転移されることが多いらしいからな。最初は弱いんだから保護色に頼らないとな。
「・・・転移される場所は王宮の庭園の予定なのでその心配はありません」
あれ?あかしいな俺が読んだラノベは森や平野に現れて凶悪な敵に襲われるパターンが多かったけど現実は違うのか~。ん?王宮の庭園・・・俺の恰好かなり場違いじゃね?
「すみません、少し待ってもらっていいですか?」
王宮でこの格好はまずい。完全の浮くな。
「なるべく急いでいただけると助かります」
急いで家に戻った。スーツ?そんなもの持ってないよ。学生だもん。そうだ学生服を着ていこう俺がもっている服で一番ましだろうし。俺は急いで着替えた。
「お待たせしました」
ネクタイは車の中でしよう。そう思いネクタイを首に巻いていた。
「では、まいりましょう」
車は高級車で椅子はフカフカだ。深夜だし眠り・・・そ・・・うzzz
俺は普段なら寝ている時間でもあり寝心地のよい椅子に異世界より先に夢の世界に旅立った。
「・・・様、草薙様」
なん・・・だ・・・もう朝・・・っは!!!
「お目覚めのようですね?」
「すみません、寝てしまって・・・」
まずい。寝てしまった。今何時だ?
「いえ、お気になさらないでください」
この紳士だな。まるでサスケみたいだ。まぁサスケは右腕だけ異常に太い人だったけど、この人腕は普通だから、別人だな。この人にこれ以上迷惑はかけられないな
「荷物は自分で持ちます」
「それは・・・」
「もうすぐそこなんでしょう?自分の荷物くらい自分で持ちますよ」
「しかし・・・」
「ここまで送ってくれてありがとうごさいました」
運転手の人に礼を言い、人影がみえる方に向かった。
そこには、スーツ姿がさまになっていてメガネをつけた長髪の人とパツパツのスーツを着たガタイの良い人物、第二ボタンまであけているイケメン、威厳に満ち溢れ立派な髭を生やし着物着た老人がいた。
「?誰だい君は?」
イケメンが俺を目踏みしてきた。
「その子は四人目のテラじゃ」
「「「!!!この子が???」」」




