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閑話 国王の憂鬱
儂はファスタリア国王フェルニナンド。今、儂は未曾有の危機に晒されておる。統一戦争や18年前の内乱の時よりも命の危険を感じておる。
まさか、こんなことになるとは思わなんだ。
だが解決しなければならない。
ドアをノックする音が聞こえた。
「入ってまいれ」
「私をお呼びと聞き、馳せ参じました」
入ってきたのは煌びやかな鎧に身を包まれた男だった。
「おお、よくきてくれた。そこに置いてある紙に描かれている男を連れてきてほしいのじゃ」
男は似顔絵の書かれた紙を懐にしまった。
「では、出発します」
「頼んだぞ。ロイヤルガード」




