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マンティーク

「ピアーズ、頭を下げろ」


「助かった旦那、ありがたいっす」


「ショウ、少し下がれ。危ないぞ」


俺たちは今ヘビの体内いるモンスター戦っていた。敵は中々数が多かったが倒せない相手じゃなくて助かった。


「しかし、こいつら全部同じ種類っすね。しかも見たことがない奴っすね」


カマキリのような上半身、ヘビみたいな下半身をしたモンスターだった。


「生物の中でしか生きられない個体なのだろう」


「えっ?ていうことはオレの中にもこんなのがいるかもいれないってことっすか?」


「そうかもな腹を切って確かめてみるか?」


「それオレ死んじゃうっす」


2人もだいぶ打ち解けてみたいだった。


「しかし、ここにスパークマッシュルームが生えてて助かったっすね」


スパークマッシュルームというキノコのおかげで、体内とは思えないほど明るかった。


「ここには、モンスターがいないみたいっすから、身の上話していいっすか?」


「いいのか?」


「いいっす。変に疑われてもいやっすから。オレ父親と2人暮らしだったんんすけど、6歳のころ病気で死んじゃって、1人なったっす」


「それから、ずっと1人で生きてきたのか?」


「いえ、祖父母と父親の弟家族の家に引き取られたっすが冷遇されていたっす」


「・・・」


6歳で両親がいなくなるのはつらいな。


「冷たかったですけど、家に置いてくれたっすけど、ある出来事で亀裂が決定的になったっす」


「・・・選定の儀か」


「さすがお嬢。16歳になる年に選定の儀を行って、オレは【盗賊】のクラスになったっす。それを知った祖父母と叔父家族は激怒、ついに追い出されたってわけっす」


「【盗賊】は世間の目は厳しいのか?」


「・・・正直かなり厳しい。【盗賊】で軍人になった人間を私はみたことない。【盗賊】とわかっただけで尋問されたという話も聞いたことがある。


これはつらいな。人種差別ならぬクラス差別か・・・


「ありがとう、話してくれて。今度は俺が話そう」


今度は俺が身の上話をした。


「旦那はテラだったっすね。あまりみない風貌だと思ってたっすが。あと目も変わっているように見えないっす」


「これはカラコンっていうので隠しているからな。後でみせてやるよ」


「お願いっす。旦那!」


「ああ、第2陣が来たみたいだな」


俺たちは戦い続けた。


「マンティークどれだけいるんっすか?


マンティーク?マンティスとスネークでマンティークか?ほとんどカマキリじゃんか


「おそらく卵を産む女王がいるはずだ」


「それを叩かないと終わらないってわけか」


「まじっすか。旦那、お嬢、あいつじゃないっすか?」


他より大きくてお腹が大きいマンティークがそこにいた。


「よし、あいつ倒せば数が増えることはない。いくぞ」


マンティーククイーンの近くに行こうとするが、マンティークが阻み近づけなかった。

仕方がない。この作戦しかないな。


「≪アウトプット≫モンチカ」


モンチカを取り出した。


(これを使ってマンティークを引きつける。その間に2人にクイーンを倒してもらおう)


「≪スティール≫」


俺が持っていたモンチカをピアーズが奪い取った。


「これはさっきくれた物の逆の効力なんすよね?」


「やめろ。俺が囮になる」


「【商人】の旦那じゃ、たいした時間稼ぎもできないっすよ」


ピアーズがモンチカをかけた。


「【盗賊】は戦闘系クラスっす。任せてほしいっす」


ピアーズは走り始めた。それを追ってマンティークは移動しいなくなった。


「ディア、早くあいつを追いかけるぞ」


ピアーズの奴、早く追いかけないと


「無論だ」


俺は目を狙い矢を射ったが、鎌に防がれてしまった。


「ディア、アルスで倒せないか?」


「パワーチャージをしたあとのサクセシブアタックならあるいは」


パワーチャージは少しタイムラグがあるから、俺が時間を稼がなくては


「それでいこう」


「パワーチャージには少し時間がかかるぞ」


「わかっている。おーい、こっちだ」


矢をあて、こちらに注目させた。


「よし、いけるぞ。下がっていろ」


俺は巻き込まれないように離れた。


「≪サクセシブアタック≫」


ディアの無数の連撃でクイーンはおされていたがディアを攻撃しようと鎌を振り上げた。

俺は矢を討とうとしたが、矢がない。

目の前にあった刀を取り、クイーンの足を切った。


「いけぇディアーーー」


「うぉーーー」


ディアはクイーンの首を切った。よし、やった。


「やったな」


「う、うむ」


「疲れているところ悪いが・・・」


「わかっている、ピアーズのところに行くぞ」


今行くぞピアーズ。生きていろよ


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