ニール市街戦
「うそ⁉なんで」
「モンスターだ」
「逃げろ」
モンスターが地下から出てきて人々はパニックになった。ここには地下からできた非戦闘系の人だけで戦えるのは俺たちだけのようだ。
「こんなモンスターが来るなんて・・・」
「強いのか?」
「戦ったことがないから確証はないが、ミスリル級だろうな。俺たちでは正直きつい相手だ」
ディックは汗だくでキャシーは顔が青くなった。
「なら、俺たちは時間稼ぎをするぞ。この騒ぎだ。応援がいづれ来てくれるだろう」
「まじかよ。俺最近やっとアイアン級を1人で倒せるくらいのレベルだぜ。だけどやるしかないな」
「ディック・・・」
キャシーは不安がってたが、ディックはそんなキャシーに
「キャシー、俺たちが冒険者になった理由を忘れたのか?」
「・・・わかった。私も戦うわ」
キャシーは覚悟を決め、杖を構えた。
「よし、いくぞ」
「おう」「ええ」
俺たちはモンスターに突撃をした。しかし、俺たちがつけた傷はすぐに治っていった。
「≪スピアーポーク≫」
「≪ファイヤー≫」
2人はアルスで攻撃した。ディックは左足をキャシーは顔直撃したが、平然と立っていた。
2人に攻撃されたモンスターは2人を攻撃しようとしたので俺は2人の前に立ち
「≪アウトプット≫レギオン」
俺はモンスターとディックとキャシーの間にレギオンを出し攻撃を防いだ。
「おまえ【商人】だったのか」
「まぁな。≪インプット≫レギオン。攻撃されそうになったら、俺が防ぐ、2人は攻撃に集中してくれ」
「わかった。頼むぜ」
「ええ、任せて≪サンダー≫」
しばらく、俺たち3人で戦っていた。モンスターは倒れそうな傾向はなかったが、俺たちは張り合っていた。
(くそ、疲れがでてきたな)
俺はふらつくようになっていたが、ここで俺が離脱するわけにはいかないと思い、気を奮い立たせた。
「≪アウトプット≫レギオン」
しかしレギオンが出なかった。
やばいと思った俺はディックを蹴飛ばした。
「ぐはっ」
俺はもろにモンスターの攻撃を受けた。
「クサナギ」「クサナギさん」
(くそ、ここまでか・・・)
その時
「≪トマホーク≫」
投げられた斧でモンスターの腕が千切れた。
「あんたたち、よく耐えた。あとはあたいに任せな」
「「グランマ」」
赤い髪に茶色の瞳、背中に斧を背負う女性が現れた。
「・・・その呼び方はやめろって言ってるんだけどなぁ。おっと今はそんなことを言っている場合じゃないね」
「≪ダウンザミドル≫」
モンスターはグランマの攻撃で真っ二つなった。
「すげぇ」
「あのモンスターを一撃で・・・」
俺はモンスターが倒されたことに安堵し、意識を失った。




