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蒼き輪廻の果てに 〜転生したら青い鳥だった件〜  作者: 水猫
第三章 「黄色い国」
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125話 黄色い栗鼠vs青い猫〜アプリコット・イエロー・スクワールvsライト・ブルー・キャット〜

アプリコットが二刀の小太刀を抜き、構える。ライトはアプリコットと距離を取り、ステッキを構える。互いに睨み合っていた。


「雷神剣 雷電斬り!」


アプリコットが二刀の小太刀でライトに斬りかかる。ライトはステッキでその剣技を正面から受け止めた。


ギン!という音と共に二匹が対峙する。そしてそこに物凄い衝撃が流れたが、互いに引けを取らなかった。ミントとアプリコットのときは完全にミントが力負けをしたが、今回は互角だ。


アプリコットは斬りかかったのちに、刀から魔力により電気を流し込もうとしたが、ライトの驚異的な魔力に背筋がゾッとして、そこから離れた。そして距離を取り、再び刀を構えた。


(な、何だ今感じたこの悪寒は!?ラ、ライト!緑の国で会ったときより強くなっている!?)


アプリコットはライトの成長に驚きを隠せなかった。ライト、確実に強くなっている。今の相対でそれを感じ取った。実力はアプリコットより確実に上だった。


「ふむ、今のがミントを追い詰めた剣術か、なるほど、アプリコット、お前の実力はわかった。お前は想像以上に強い」


ライトがそう言って姿勢を低く構えると、そこから一瞬で移動し、アプリコットに斬りかかった。アプリコットはそれを二刀で受け止めた。ギン!と音が鳴り、両者の斬り合いが始まった。


「青氷の舞 氷獄斬り!」


「雷神剣 雷電斬り!」


二匹の剣と剣による斬り合いが続く。アプリコットはどうにかライトの剣技に合わせて斬り合いを続けるが、パワーは互角でもスピードはライトの方が上。防戦一方になった。


(クソ!速い!速すぎる!さ、さらには魔力は俺を上回っている!)


アプリコットはどうにかライトについていくが、どうしようもなく一旦距離をとった。そして刀を横に構え、そこから振り抜いた。


「雷神剣 二刀雷刃!」


アプリコットの刀から雷の斬撃が飛ぶ。ライトはそれを瞬時にかわし、ステッキをアプリコットに目掛けて構えこう叫んだ。


「青氷弾!」


ライトのステッキから氷の弾丸が飛ぶ。アプリコットはそれを跳躍して瞬時にかわすが、何とその攻撃に気を取られている間にライトは後ろに回り込んでいた。


「遅い!」


ライトはアプリコットの背中を目掛けて斬りかかる。アプリコットはどうにか体を回転させ、刀でそれを受け止めたがライトの物凄い力に、宙から地面に吹っ飛び、叩きつけられた。


「ぐはあ!」


ドシン!という音と共に地面に叩きつけられたアプリコット。どうにか一瞬で立ち上がると、目の前に氷の弾丸が飛んできた。


「青氷弾!」


ライトの休むことのない猛攻!アプリコットは二本の刀でどうにかそれを切り裂き、難を逃れる。そしてはあはあと息を切らして刀を構えていたが、ライトはそこに着地すると、息ひとつ乱していない。


「どうした?アプリコット、これで終わりか?」


(ラ、ライト!な、なんて奴だ・・・!)


アプリコットは過去に一度だけ戦ったことがあるが、あのとき以上にレベルアップしているライトに防戦一方になってしまった。ミントのときは自分がこの立場だったが、ライト相手でここまで差がついてしまうとは思いもよらなかった。

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