第二話 学園
今回は書くのが難しかったです。
読みにくいかもしれませんが、よろしくお願いします。
扉を開けるとそこにはいつも見慣れている風景があった。
多くの生徒がもう教室に集まっているようだ。
その中で一人の長い黒髪女子生徒が近寄って来る。
「あんた達遅かったわね。」
「圭太のバカが寝坊したから待ってたんだよ。」
「ちげぇよ!お前が遅れて来たんだろ!」
「ナンノコとだかわからない。」
「水死と凍死どっちがいいかえらべよ。」
「やってみろ撲殺してやるよ。」
「二人ともやめんか!」
臨戦態勢をとろうとした瞬間、頭に鈍い痛みが走る。
次の瞬間目の前の圭太が倒れ込む。
その後ろには鬼の形相の女がいた。
「いってぇよ!」
「当たり前よ痛くしたんだから。」
このロングヘアーの乱暴な女は、
木城琴御
このクラスの中でも数少ない日本人だ。
「朝っぱらから何しようとしてるのよあんた達は!、あんたはいいけど水季がやり始めたら教室が水浸しになるじゃない!」
「木城、大丈夫だスマートに殺るから」
「琴御、大丈夫だ一瞬であいつの頭を割るから」
「 おい、おまえら、全殺しと全殺しどっちがいい?」
「すいませんでした、生きる選択が無いので せめて生きる選択を下さい。」
「仕方ないはね、水季だけ全殺しね。」
「なんでだよ!」
「やっぱりわかる人はわかるんだな。」
「安心しなさい京介、あんたは嘘ついたから極刑よ。」
鬼のような目が俺を睨みながら言う、
「よかったな、わかったもらって。」
「ああ、自分の死期が視えるよ。」
「どっちが先がいい?」
「「本当にすいませんでした。」」
「仕方ないわね腕一本で済ましてあげる。」
「「お願いします、俺達から何も取らないで下さい。」」
まぁ、こんな感じに馬鹿なことをしていると俺らのことを良く思わない奴がいるんですよね。
「おい、お前らそんな所にいると邪魔だ失せろ。」
「ハァ?」
「なによ、あんた」
「まあ 水季と木城はいいとして、そこのゴミお前が一番邪魔だ失せな。」
この態度がやたらでかい奴は、
ウォルター・ゲトリクス、
去年俺が戦って負けた相手がこいつだ。
琴御がウォルターに言い返す
「あんたが邪魔よ、いつも態度が」
琴御が言い終わる前に俺が割り込む
「・・・悪かったな。」
「!?」
「フン、今回はこいつが潔いいからよしとしよう。」
ウォルターが不機嫌そうに歩いていく、ふと急にこちらに振り向き。
「ああ、そうだ、今日の試合が楽しみだな京介また今年も相手してやるぞ」
満足そうな顔をしたウォルターが去って行くのを確認して水季が俺に突っ掛かってきた
「なんで言い返さないんだよ」
「そうよ なんで言われるがままなのよ」
「まあ、あそこで言い返してもあいつが怒るだけだろ」
「まあそうだけどお前はそれでいいのか。」
「いいんだよ、別に俺は落ちこぼれあいつは優等生、天と地の差だ。」
「わかったよ好きにしろ。」
水季はため息まじりに言うと脇にいた琴御は激怒した。
「何が好きにしろよ!あんた達はいいけど私がよくないのよ!」
「「すいません。」」
俺達はこいつをなだめるのに授業開始時刻までかかった。
昼休み
俺は水季達と昼を食べた後一人で図書室にいた。
「今日も来たんですか~。」
「ああ、これが俺の日課だからな。」
今俺が話しているこの子は図書委員のフローリア ディバイン シュヘンベルト。
「今日は借りますか~?」
「いや、ここで読んで帰るよ。」
俺の日課はこの図書室の本を読むことだ、読んでいるのは小説とかではなく歴史、この世界を築く一部となって消えていった英雄、伝承、神話などを読んでいる。
「今日はどのような本を読んでいるのですか~?」
「今日の本はケルト神話に出てくるアイルランドの光り御子のクーフーリンだ、ちなみにク・ハラン、ク・ホリンとも呼ばれるんだ。」
「へ~そうなんですか参考になります~、でも話しが長くなりそうなのでこの辺で遠慮します~。」
「そ、そうですか。」
「はい~、これ以上は面倒なので~。」
この子はおっとりしているのにたまに口が悪いときがあって俺は苦手なときがある。
本の内容に戻るが、クー・フーリンの本当の名前はセタンタと言う、何故クー・フーリンと呼ばれるようになったきっかけは、大人10人でも叶わない猛犬を素手で仕留めたのがきっかけで、その猛犬の飼い主のクランが悲しんでいたので、自分が貴方の番犬となりましょうと申し出たのがきっかけだ。
この時クーフーリン(セタンタ)七歳だった。
クー・フーリンのクーとはゲール語で猛犬という意味である。
猛犬は古代アイルランドでは勇気や美の象徴だった。
また、クー・フーリンとはアルスターの声の意でもあるといわれている。
クーフーリンと言えば魔槍ゲイボルグ、ゲイボルグは自分の父でもあり太陽神あるルーフの援助もあり、スカサハという魔女のもとへ行き、数々の苦難の末、スカサハの弟子になった。スカサハから武術と魔術を学び、魔槍ゲイボルグを授かったと書かれている。
クーフーリンの最期は内臓が飛び出しても戦い続け、いよいよ最期を悟って立ったまま死のうと巨石に体を縛りつけ息絶えたと伝えられている。
「凄い人ですね~」
「ああ、俺が尊敬する英雄の一人だよ。」
あれ、なにかがおかし?
フローリアからはこの本は死角だ、しかもあいつはずっと他の本を読んでいる、何故話しがわかる?
「おい、なんで話しがわかるんだ、俺がしゃべってたか?」
「いいえ~、私の能力ですね~。」
「え?」
「わたしの能力は読心術ですよ~、この本に相手の考えているのが書かれているのですよ~。」
「そ、そうなのか。」
「そうなんですよ~。」
一年くらい通っているが初めて知った事実だ、何か初めてこの人が怖くなってきた。
「怖がらなくてもいいですよ~。」
「あ、そ、そ、そろそろ時間なので行きますね、さよなら。」
「サ~ヨ~ナ~ラ~。」
俺は一目散に図書室を出るのであった。
この小説は、まだ設定が不安定なのでどうなるかわかりませんですが、
これからも見ていただけるならば恐縮です




