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第1話 前世からの女性?(9)

するとさ、やはり何度見ても、この世のモノではないような、たゆんたゆんのオッパイ……


 ではなくて、綺麗なお姉さんは好きですかの容姿。余り拝んでいると、彼女に魂を虜にされて、冥界の王の許へと連れていかれそうだよ。


 だから俺は自分自身の頭を左右に振って、取り敢えずは、垂れてた鼻とヨダレを戻し、吹きなおすと。慌てて、綺麗なお姉さんは好きですかに。


「おい! 離せ──離せよー! いい加減にしろよ。お前離れろよー! お前のような女の顔など二度と見たくないから」


 俺の足を両手とパフパフオッパイとで、挟んでと掴んでとで。離さないこの女に、憤怒して怒鳴ってやったのだ。本当に気安く触るな、顔も見たくないと。まるで知ってる女性ひとのように。


 何故だか分からないけれど。綺麗なお姉さんは好きですか? に対して、俺の意思の奥にある何かがね、以上に彼女へ対して拒否反応をするんだよ。


 実際は、見てるだけなら顔も体もこの世の者ではないのでは? と、思うぐらい神々しくて良いお姉さんだから、俺のモノしたい気持ちもあるから、飛び立つのも少しばかりは戸惑うけれど。


 どうしても俺の心の中の何かが、『いやだー! いやだー! いやだー! この女と係わるな。ろくな事にもならないし、最後はもてあそばれて、捨てられて、殺されるだけだぞ』と、叫んで、俺を脅しながら彼女へ対しての、性への欲望心を抑えてくる。


 本当に俺自身も何故だか分からないけれど……



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