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第519話 外交編:若木、三国を渡る(1)
俺たちの奇策はさらに進化し、政治修行も進み、俺は未来知識と師匠二人の愛情のお蔭で、確実に《《関ヶ原の合戦》》を勝利に導いた──《《戦国の大樹》》へと育ち始めていた。
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題 外交編:若木、三国を渡る
政治修行が進む中、雪斎和尚さまは俺を評定の間へ呼び出した。
「竹千代殿。今日からは、《《外交》》の方をさらに学んでもらう」
「外交……。本格的となると戦より難しそうですね」
「戦は一度。外交は永続……。御方さまの天下盗りの後は、戦よりも外交の方が重要になります」
雪斎和尚さまは、三つの書状を机に並べた。
◆尾張の織田信長(吉法師姫)との駆け引き
一通目は尾張からの書状だった。
「織田信秀殿が引退されて、吉法師姫が《《信長》》と改名され家督を継ぎました。しかし、尾張はまだ不安定。信長殿は、今川家の動きを警戒しているでしょう」




