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俺流の徳川家康はこうだ! 未来を知る俺が尽くすならば、同じ悪役令嬢様ならば織田の姫様よりも今川の姫様の方に使える事にした!  作者: かず斉入道
第3章 駿府の悪役令嬢さま

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第505話 雪斎和尚の“心を整える”特訓(1)

 模擬戦の翌朝……。


 俺は雪斎和尚さまに呼び出され、今川館の奥にある静寂の庭へと案内された。


 そこは、風の音すら吸い込むような静かな場所だった。


 池の水面は鏡のように澄み、松の枝が影を落としている。


「竹千代さま。今日から《《心の修行》》を始めます」


「……心、ですか?」


「そなたの奇策は見事でした。しかし――心が乱れれば、策は崩れます」


 雪斎和尚さまは、石の上に座り、俺に向かって手を差し出した。


「まずは座禅じゃ……。戦場で最も大切なのは、己の心を制すること。信玄公のような大将は、怒りも焦りも恐れも、すべて飲み込んで戦います」


 俺は正座し、目を閉じた。


 ……が。


(足が痺れる……!)


 数分で限界が来た。


「雪斎和尚さま、これ無理です……!」


「無理ではございませんぞ。竹千代殿……。そなたはただ、己の心に負けているだけじゃ」


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