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俺流の徳川家康はこうだ! 未来を知る俺が尽くすならば、同じ悪役令嬢様ならば織田の姫様よりも今川の姫様の方に使える事にした!  作者: かず斉入道
第3章 駿府の悪役令嬢さま

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第502話 模擬戦編・東海五段陣、初陣(4)

(……やった。成功した)


 その瞬間――


「ほう……これは面白いものを見せてもらったの。竹千代殿……。麻呂は満足じゃ。ほっ、ほほほほほほ」


 低く響く声が背後から聞こえた。


 だから俺は『えっ!』と思い。


 御方さまが視察にくるとは聞いてないぞ! と思いつつ、振り返ると、今川義元が立っていた。


 だから「御方さま」と、俺は驚いた顔をしながら、声を漏らし、膝をついた。


 だから雪斎和尚さまも「御方さま、これは、これは」と声を漏らしつつ、膝をつけば。


 雪斎和尚さまの侍大将や騎馬隊たち、酒井の姉ちゃんや鉄砲隊たちも慌てて膝をつき、平服……。


 だから騎馬隊の本多忠勝や榊原康政、井伊直虎が慌てて戻ってきて、馬上から降りようとすれば。


「よい、よい、そんなに畏まらなくてもよいぞ……。麻呂も何の連絡もいれずにきたのだから、無礼講で構わぬ……。気を使わなくてもよろしい……」


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