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俺流の徳川家康はこうだ! 未来を知る俺が尽くすならば、同じ悪役令嬢様ならば織田の姫様よりも今川の姫様の方に使える事にした!  作者: かず斉入道
第3章 駿府の悪役令嬢さま

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第500話 模擬戦編・東海五段陣、初陣(2)

「……わかっています」


俺は深呼吸し、指揮台に立った。


その瞬間――


「始めッ!」


太原雪斎和尚さまの号令が響き、模擬戦が開始された。


雪斎和尚さまの手勢が、囮の弱点へ向けて一気に突撃してくる。


 その動きは鋭く、まるで本物の戦場のようだ。


「来た……!」


俺は手を上げ、合図を送る。


「第一段、撃て!」


乾いた銃声が響き、前列の武士たちが一瞬ひるむ。


「第二段、撃て!」


間髪入れずに次の銃声──硝煙の匂いと煙が風除けの柵に遮られ、敵は鉄砲隊の位置を誤認する。


「第三段、撃て!」


敵の突撃が止まる。


 その瞬間、今川軍は反転しようと動いた。


(来た……信玄公なら必ずここで反転して、俺を誘うはず……)


「皆ぁあああっ! 敵を追うなぁあああっ! 左右から騎馬隊が突撃してくるのを支援ー! 敵に悟られないようにするために第四段をー! 撃てぇえええっ!」


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