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俺流の徳川家康はこうだ! 未来を知る俺が尽くすならば、同じ悪役令嬢様ならば織田の姫様よりも今川の姫様の方に使える事にした!  作者: かず斉入道
第3章 駿府の悪役令嬢さま

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第499話 模擬戦編・東海五段陣、初陣(1)

 翌日──。今川館の裏山に広がる演習場には、武士たちのざわめきが満ちていた。


「本当にやるのか……?」

「あの若さまで奇策を試すってよ」

「雪斎和尚さまが直々に指導しているらしいぞ」

「御方さまも見に来るって話だ」


 そんな噂が飛び交う中、俺は雪斎和尚と共に演習場の中央へ歩み出た。


 目の前には、今川軍の精鋭百名──その対面に、俺が編成した岡崎衆の中でも猛将の一人、ヤンキーの酒井の姉ちゃんが指揮する、《《東海五段陣》》の試験部隊が並ぶ。


 鉄砲隊は三段ではなく五段──その後方には、風除けの柵! さらに、囮の弱点を演出するための、鳥居の兄ちゃんに頼んだ、《《薄い陣形》》を前方に配置──


 俺の未来知識と雪斎和尚の戦略が融合した、俺の奇策の原型だ。


「竹千代殿! 今日の相手は、今川軍の中でも特に優秀な者たち! 気を抜けば、そなたの陣形はすぐに崩れますぞ」


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