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第462話 猿の姫名は朝日姫だってぇ!(3)
井伊のトラ子も槍を構える!
「若! アーシも尾張のおおうつけを殺す!」
しかし、吉法師姫は、俺たちのことを恐れ慄くことをしないで、俺を昔のように見ては、ニヤリと笑う。
「久しぶりだわね、狸~! 大きくなったじゃない……。あんた、アーシのことを《《ぶっ殺す》》と言いふらしているらしいわね。家の患者から報告きているわよ……」
「それと、駿府のおおうつけ、きてやったわよ! 狸を賭けて、勝負しようじゃない。こちらは二人だけ、だけどいいでしょう?」
吉法師姫……後の織田信長が、俺のことは無視して、氏真に来てやったと告げる。
しかし、奴が顔を桜色に染めつつ、俺と目を合わせないようにしても。
「言ってるよ! 今も言うよ! ぶっ殺す! 俺を裏切って、木下藤吉郎に尻を振り捨てた! ビッチのお前だけは絶対に許さん!」




