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第459話 恋愛戦国乱舞、ついに“尾張の影”が忍び寄る(6)
俺がこんなことを思っていると、試合が再開され、姫武将たちが走り出した。
だから俺はほっと安堵……
今度こそ、近代的な《《サッカー》》をプレイ! 続けることが可能かもしれない?
まあ、そんなことをお気軽に思い。俺もサッカーのプレイをがんばるか、と思う。
……その瞬間だった。
庭の外から、ひゅう、と冷たい風が吹き込む。
(……誰か来た?)
俺は背筋がゾワッとした。
氏真がすぐに気づく。
「あなたさま……? 顔色が悪いけれど、どうかしましたか?」
泰長も眉をひそめる。
「若……。あれは、尾張の……?」
「えっ!」
俺は泰長が指さす方向を見て、驚嘆した。
だって、俺の憎むべき敵! 必ずぶっ殺してやる! と思っていた奴ら……。
そう、俺の元カノと、その付き人の侍……。
尾張の悪役令嬢がいるから、俺は拳を握り、怒りのために身体が震えた。
◇◇◇




