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第458話 恋愛戦国乱舞、ついに“尾張の影”が忍び寄る(5)
直虎が元気よく返事する。
「若! ちゃんと蹴る!」
半蔵が影分身を消す。
「殿……忍術、封印します……」
忠次の姉ちゃんが胸を押さえる。
「若、胸で止めるのも……やめる……」
正信が泣き止む。
「若……頑張る……」
守綱が槍を置く。
「槍、置くぞ」
康忠が頷く。
「若さま、試合に集中します」
鳥居兄ちゃんが言う。
「若……やっとサッカーできますね」
平岩兄ちゃんがボールを見て言う。
「食べ物じゃないんだよね?」
「違う!」
榊原が微笑む。
「若さま、ようやく試合ですね」
◇◇◇
俺は深呼吸して叫ぶ。
「よし! 今川家VS岡崎衆! 試合再開だ!」
数正兄ちゃんが涙目で笛を吹く。
「ピィ~~~~~~~~ッ!!」
姫武将たちが一斉に走り出す。
今度こそ──
ちゃんとサッカーになった。
……たぶん。




