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第456話 恋愛戦国乱舞、ついに“尾張の影”が忍び寄る(3)
守綱が槍を構える。
「若! 槍で突けば早いぞ!」
「絶対ダメだ!」
康忠が嫉妬する。
「若さま……姫さん達に囲まれすぎでは……?」
「気にするな!」
鳥居兄ちゃんが呆れ顔。
「若……これ、サッカーじゃねぇよな……?」
「ですね……」
平岩兄ちゃんがボールを食べようとする。
「若、これ食べ物じゃないよね?」
「違うって言ってるだろ!」
榊原が冷静に言う。
「若さま、姫さん達が全員若様の方見てますけど……」
「気にするな!」
◇◇◇
そして──事件は四度起きた。
全員が俺の周りで同時に動いた瞬間──
「きゃっ!?」
「わっ!?」
「あっ!?」
「うおっ!?」
「ひゃっ!?」
「ふぇ!?」
姫武将たちがドミノ倒しになり、俺はその中心に巻き込まれた。
(うわああああああああああああああああああああああ!?)
戦国時代最大のラブコメ事故、四度発生。




