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第455話 恋愛戦国乱舞、ついに“尾張の影”が忍び寄る(2)
「竹千代さま、頑張ってくださいっ! あの……怪我したら、私が……」
氏真が牽制。
「正綱、竹千代の隣はわらわの特等席じゃぞ?」
「ひ、ひどいです姫さま!」
直虎が無邪気に走る。
「若! アーシも若と一緒に蹴りたい!」
泰長がなぜか許す。
「この子は……まあ、いいわ」
氏真も許す。
「うむ、直虎はまだ幼いからな」
元景も許す。
「可愛いからね」
(なんでこの子だけ許されるんだ……?)
半蔵が影分身を使い始める。
「若! 影分身で敵を惑わせます!」
「それサッカーじゃなくて忍術だろ!」
忠次の姉ちゃんが胸でボールを止めようとする。
「若! 胸で止めるわ!」
「それもダメだ!」
正信が泣きながら走る。
「若ぁあああっ! 姫さま達が怖いから帰りたいぃぃ!」
「泣くな正信! ボール見ろ!」




