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第453話 サッカーをしてみよう! 収拾不能編!(4)
全員が俺の周りで同時に動いた瞬間──
「きゃっ!?」
「わっ!?」
「あっ!?」
「うおっ!?」
「ひゃっ!?」
「ふぇ!?」
姫武将たちがドミノ倒しになり、俺はその中心に巻き込まれた。
(うわぁああああああああああああああああああああああっ!?)
戦国時代最大のラブコメ事故、四度発生!!
俺の上に姫武将たちが重なり合い──
「痛いですわ……」
「痛い……」
「いた……」
「うえぇ~ん……」
(重い重い重い! 誰か助けてくれ!)
数正兄ちゃんが泣きそうな声で叫ぶ。
「み、皆さん……! 試合を……試合を続けてくださ~い……!」
◇◇◇
そして──俺はついにキレた。
「お前らぁあああああああああああああああああああっ!!」
姫武将たちがビクッと震える。
「これはサッカーだ! 恋愛戦争じゃない! 俺の隣の席争いでもない! 胸を貸す大会でもない! 蹴り倒して手を握る大会でもない! 影分身大会でもない! 槍で突く大会でもない!」
全員が正座した。
氏真がしゅんとする。
「あなたさま……怒ったのですか……?」
「怒るわ! 試合しろ!」
泰長が真っ赤な顔でうつむく。
「……すみません」




