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第451話 サッカーをしてみよう! 収拾不能編!(2)
(痛い痛い痛い! 腕がちぎれる!)
俺が悲痛な顔をすれば、元景が慌てて駆け寄る。
「竹千代くん、ほら、私の胸なら柔らかいからね? 埋めてもいいよ?」
「元景まで胸を貸すな!」
泰長が怒りで震える。
「元景! 貴女! 若に胸を貸すの禁止!」
「えぇ~? だって心配なんだもん」
氏長がボールを蹴りながら叫ぶ。
「松平! 蹴り倒すから覚悟しなさい!」
「なんで嬉しそうなんだよ!?」
「蹴り倒した後、手当てしてあげるから……その……手、握ってもいい?」
「お前も恋愛戦線に参戦するな!」
正綱が応援しながら近づく。
「竹千代さま、頑張ってくださいっ! あの……もし怪我したら、私が……」
氏真が牽制。
「正綱、竹千代の隣はわらわの特等席じゃぞ?」
「ひ、ひどいです姫さま!」
直虎が無邪気に走る。
「若! アーシも若と一緒に蹴りたい!」
泰長がなぜか許す。
「この子は……まあ、いいわ」
氏真も許す。
「うむ、直虎はまだ幼いからな」
元景も許す。
「可愛いからね」
(なんでこの子だけ許されるんだ……?)
俺が不満に思えば。




