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第450話 サッカーをしてみよう! 収拾不能編!(1)
「ピィ~~~~~~~~ッ!!」
数正兄ちゃんの笛が、もはや悲鳴のように響いた。
「み、皆さん……! 試合を……試合を続けてくださ~い……!」
数正兄ちゃん声が震えている。
まあ、そりゃそうだ。
今川姫武将+岡崎衆+松平若武者+井伊幼女+くのいち+令嬢さま+ギャル系姫武将+ヤンキー姉ちゃんが入り乱れ、もはやサッカーではなく 恋愛戦国乱舞 になっているのだから。
涙もでるよね……。
数正兄ちゃん……。
ほんとうに、若いうちから苦労ばかりかけてごめんね……。
この世界では、本当に大事にするからね……
俺が新たに決意をしたところで、プレイが再開すると。
氏真が俺の腕を掴む。
「あなたさま~、怪我はないですか~? ほれ、わらわの胸に顔を埋めるがよいです~」
「いや埋めない! 試合中だぞ!」
泰長が即座に割り込む。
「姫さま! 試合中に若の顔を胸に埋めさせるのは反則です!」
「反則ではない。愛じゃ」
「愛の問題じゃないです!」
二人が俺の腕を左右から引っ張る。




