第46話 尾張の悪役令嬢様との思い出(29)
しかしだ! 成正の相手は清州の町の傾奇者達を! まあ、近代で言う、ヤンキー達を自分の腕一つでシメ! 束ね! 頂点にたったヤンキー姉ちゃんの【鬼武蔵】相手に国人領主が勝てる訳などないから。
《ヒラリ~!》と。
《ポン!》だったよ、いつもね……。
そう成政の玉砕覚悟の猪突猛進もね、鬼武蔵があっさりと交わして、自分のかもしかのようにすらりと伸びた足を使用して、成正のいいところのお嬢さまらしい手入れの行き届いた白い柔肌の足を刈るから。
「ドン!」と鈍い音を立て成政の奴もいつもね、前田利家同様、地面へと転がる。
だからその後の二人の美少女さまはと言うと?
【鬼武蔵】の奴は両刀遣いの百合百合なところもあるから、地面に転がる成政を見ては、あのヤンキー姉ちゃんは『ニヤリ』と妖艶に微笑み、自分の獲物……。
地面に転がり、「痛、たたた」と悲痛な顔で声を漏らす成政をいやらしく、己の舌を『ペロリ』と動かし舐め、成政のことを美味しそう! 食べごろだわ! と見詰めれば。
まあ、その後は【鬼武蔵】の奴は変態ヤンキーの姉ちゃんだから、女子レスリングを優艶にプレイ! 争っているような感じだ! と言えば。
まあ、みなさんも理解をしてもらえるかな?
まあ、スケベな俺、竹千代君や恒興……。
そして気絶していたはずの利家までもがパチリと瞼を開け──自分の喉を「ゴクリ」と鳴らしながら見詰める。
そう、あの頃の俺達三人はクソガキだから仲良く。
「はぁ、はぁ」と荒い息遣いをしながら。
【鬼武蔵】と成政の優艶なプロレス……。レスリングと言う名のエッチ、魅惑的なシーンを自分の目が飛び出るくらい、俺達三人は食い入るようにいつも見ては自分の大事な物を究極に固くさせていた気がするよ?
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