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第445話 サッカーをしてみよう!(15)
「いや、俺のことは支えなくていいよ! それよりも試合に集中しろよ!」
「でも、支えたいの……。竹千代くんが倒れたら、私が愛で受け止めるからね?」
だから泰長が怒りで震える。
「元景! 貴女! 竹千代の後ろに立ちすぎ!」
「だって心配なんだもん」
氏真がさらに牽制──
「元景、竹千代の後ろはわらわの場所じゃぞ?」
「えぇ~? じゃあ横に立つね?」
「横もダメじゃ」
「じゃあ……前?」
「前もダメじゃ」
「じゃあ、姫さま! どこに立てばいいの!?」
(お前ら頼むから、試合中に立ち位置で揉めるなよ)
俺が不満に思えば、今度は──鵜殿氏長、恋愛戦線に本格参戦
氏長がボールを蹴りながら、荒々しく叫ぶ。
「松平! 蹴り倒すから覚悟しなさい!」
いや、なんで嬉しそうなんだよ!?
「蹴り倒した後、手当てしてあげるから……。その……ちょっとだけ……手、握ってもいい?」




