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第444話 サッカーをしてみよう!(14)
「だから……あなたさまは……もっと、こっちを見てなさいよね! 尾張のおおうつけも! あのへらへらいつもしていたクソ猿も、私が纏めて成敗してさしあげますから! わかりましたか、あなたさま?」
(泰長……。いや、今は、そんな話をするときじゃないだろう! 俺は今は試合を見たいんだが!?)
氏真がすかさず割り込む。
「泰長、竹千代はわらわを見るのじゃ。そなたの番はまだ早い」
「姫さま! 早いって何ですか!? たまには、私の方が先でもよろしいではないですか!!」
(お前ら、二人! 頼むから試合中に恋愛の順番争いをするな!!)
そんな二人を呆れて見ていると、元景が俺への過保護の極みへ突入──
「竹千代くん、転んだら危ないからね? ほら、私が後ろに立って支えてあげるから」
元景が俺の背後にぴったり立つ。




