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第442話 サッカーをしてみよう!(12)
「えっ! まあ、そうだけれど……」
俺が氏真の言葉に同意をすれば、泰長が即座に噛みつく。
「ちょっと姫さま! 姫さまだけが、竹千代を勝手に、自分だけの所有権みたいなことを言わないでくださいませ!」
氏真は涼しい顔で言い返す。
「泰長こそ、竹千代に近づきすぎじゃ! わらわは、自分の目がない時は、目を外すと申したが、今はわらわが、この場にいる! だから竹千代の隣は、わらわの定位置じゃぞ! だから泰長たちの方が今は、わらわに遠慮するべきであろう?」
「うぅ、うううっ。確かにそうですが! こう言ったお祭りは無礼講……。だから皆が、姫さまに遠慮することなく楽しんでいるのでしょうに……。だから、主らしく、もう少し、寛大になられては、どうですか、姫さま?」
「うぅ、うううっ、なんですって、泰長……!」
はぁ、お前らな、頼むから試合中に、俺の《《隣の席争い》》をするな……。おねがいだから……。




