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第436話 サッカーをしてみよう!(6)
しかし数正の兄ちゃんの笛が再び鳴った瞬間──
試合はサッカーではなく、戦国美少女の恋愛戦争へとさらに変貌した。
氏真の独占欲MAXドリブル!
「あなた~、見ておれよ~? わらわの華麗なる足技……。すべては竹千代のためにあるのです~!」
氏真がドリブルしながら、なぜか俺の目の前でターンしてポーズを決める。
いや、敵ゴールは逆方向だって!
「竹千代、褒めてくれぬのか? ほれ、もっと近くで見るがよい」
近い。近すぎる。
胸元が当たってる。
今はやめろ。
サッカーどころではなくなる。
泰長の嫉妬バトル・暴走モード!
「ちょっと姫! 姫さま! 竹千代にベタベタしすぎ!」
泰長が真っ赤な顔で突っ込んできて、氏真のボールを横から強奪する。
「竹千代! アンタはこっち見てればいいの! 氏真なんかに惑わされないでよね!」
いや、俺は試合を見たいんだが!?
氏真がすぐ反撃──
「泰長、竹千代を見るのはわらわの特権ですよ!」




