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俺流の徳川家康はこうだ! 未来を知る俺が尽くすならば、同じ悪役令嬢様ならば織田の姫様よりも今川の姫様の方に使える事にした!  作者: かず斉入道
第3章 駿府の悪役令嬢さま

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第429話 サッカーしてみる? (4)

 俺が軽く唇を重ねると、彼女はまるで火花が散るように烈火のごとく怒り、荒々しく身を翻した。


 今川氏真――駿府の悪役令嬢でありながら、ツンデレ姫の面影を色濃く残し、戦神のような凛々しさを纏う彼女の姿は、まるで小さな戦場そのものだった。


「ここじゃダメ、今はダメよ!」


 彼女は頬を真っ赤に染め、小さな戦神のように強く言い放った。


「なんでだよ?」


 俺は少し強引に問い返す。


「ここは他人の目があるから……。だから、いつものように寝所へ夜這いに来なさい、あなた。わかった?」


 氏真は館の庭での逢引きを絶対に許さないと、鋭い眼差しで強く言い張った。


「ここなら誰もいないし、見られもしない。悟られることもない。だから、キスくらいこの夕暮れの風に乗せてさせてくれよ。お前の部屋じゃなくても」


 俺は顔を真っ赤にし、尻もちをつきながら不満を漏らした。


「あなた、あのね? 夜這いは昔からの風習だから、今川義元お父さまにばれても素知らぬふりをしてもらえるかもしれないけど。夕暮れや白昼堂々と庭園で逢引きを繰り返し、他人の目を気にせず行儀の悪いこと……奥ゆかしくないことを平然と繰り返しては、今川家の家紋に傷をつけることになるわ。いくらお父さまがあなたを可愛がっていても、罰を与え、切腹……首を落とせと言い出しても、わらわは知らないからね」

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