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第421話 復讐(4)
俺の嫉妬、憎悪、復讐心が乗り移った鏃や弾丸は、ほぼ百発百中で当たるのだ。
「お見事!」
「素晴らしい!」
「家の若さまは一番だ! 一番……なんてすばらしいのだ!」
今川の重臣の伯父さん達や数正の兄ちゃん、鳥居、平井のあんちゃん達も歓喜し、絶賛する。
「いや~ん。竹千代さま~」
「若さま~」
「殿~」
「きゃ、きゃ」
「抱いて~」
「私のことを奪って~!」
俺自身、『殿ってなんだ?』と思うことも多々あるけれど。
酒井の姉ちゃんや半蔵などの俺の子飼いの家臣達だけでなく、いつもの通り、今川家の家臣団のお姉さまや令嬢さま達も俺さまのことを歓喜しながら絶賛し、黄色い声援を多々くれる日々が続いている。
それでも俺は湯浴びの前に一応、今川氏真へ声をかけ、挨拶をする。
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