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俺流の徳川家康はこうだ! 未来を知る俺が尽くすならば、同じ悪役令嬢様ならば織田の姫様よりも今川の姫様の方に使える事にした!  作者: かず斉入道
第3章 駿府の悪役令嬢さま

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第422話 復讐(5)

 あの日の俺は、何故か今川家氏真(アイツ)のリフティングをする美しい姿を見て、声をかけ、口を開いた。


「何故お前はサッカーをしないのか?」と尋ねてみた。


 ――そう、あの時の俺は、ただの復讐鬼ではなかった。


 憤怒の炎に燃えながらも、どこかでアイツの無邪気な笑顔や、ふと見せる弱さに心が揺れていた。


 俺が前世で習った桶狭間の戦いの前夜は、こんな感じだったんじゃないかな? 


 だってあの日の今川館の庭の午後は、まるで時間がゆっくりと溶けていくかのように静かで、しかし俺の胸の中は嵐のように荒れていた。


 庭の緑は陽光を浴びてキラキラと輝き、風に揺れる紅葉の葉がカサカサと軽快なリズムを刻む。


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