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俺流の徳川家康はこうだ! 未来を知る俺が尽くすならば、同じ悪役令嬢様ならば織田の姫様よりも今川の姫様の方に使える事にした!  作者: かず斉入道
第3章 駿府の悪役令嬢さま

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第415話 流石静岡、上手いな! (12)

 午後の陽射しが今川館の中庭を黄金色に染め上げ、柔らかな風が樹々の葉をそっと揺らす。


 遠くで小鳥のさえずりが優しく響く中、氏真はゆっくりと俺の胸に手を置いた。


「抱きとめてくれたの」


 その言葉に、俺の胸は跳ねた。


 まるで過去と現在が交錯するように──高校時代、夕陽の中でボールを蹴っていたあの少女、片思いのマネージャーの姿が重なって見えた。


 笑うと、俺まで嬉しくなる彼女の横顔……


 名前は思い出せないけれど、確かに存在した。


 そして今、腕の中にいるツンデレなヒロイン、氏真の姿が、その記憶とあまりにも重なりすぎていた。


「……氏真」


「な、何よ。そんな目で見ないでよ……」


 彼女の頬が赤く染まり、少しだけ俯く。




 レヴュー・星・感想・ハート等を軽い気持ちで頂けると励みになりますのでよろしくお願いしますm(_ _"m)

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