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第410話 流石静岡、上手いな! (7)
「……あなた」
「ん?」
「さっきから……ずっと、わらわのことを見ているわよね」
「み、見てねぇよ」
「うそ。今も見ているもの」
氏真にまた言われ、俺は図星すぎて言い返せなかった。
彼女は俺の胸元に額を寄せ、小さく息を吐いた。
「……あなたのその目、どこか懐かしいのよ」
「懐かしい?」
「ええ。前にも……どこかで、そんな目を向けられた気がするの……」
珍しいラブコメのヒロインらしい台詞に、俺の胸は一瞬跳ねた。
──まさか!?
生前の記憶がふっと蘇る。
(お願い)
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