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俺流の徳川家康はこうだ! 未来を知る俺が尽くすならば、同じ悪役令嬢様ならば織田の姫様よりも今川の姫様の方に使える事にした!  作者: かず斉入道
第1章 俺は竹千代! 尾張の悪役令嬢さまの許で人質生活をしていました

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第4話 ちょっと話を遡り、転生した頃の話しだ(2)

「おぎゃあああっ! おぎゃあああっ!」


 俺はこの世に生まれ落ちたばかりの、元気すぎる赤子であった。


 その泣き声は館の隅々まで響き渡り、まるで戦場の狼煙のように若き殿さま――いや、若殿さまと家臣たちを騒がせていた。


「奥ー! 奥ー! 奥が産んだ我が子は男か、女か!」


 廊下を駆ける若殿の声は、まるで戦の狼煙のように緊迫感を帯びていた。


 俺の若き母上と乳母、女中たちは慌てて寝所へと駆けつける。


 障子が勢いよく『ガンッ!』と開かれ、若殿は覇気満ちた眼差しで問いかけた。


「おい! 貴様ら! 我が子は男か、女か!」


 若き母上も乳母も女中たちも、若殿の慌てふためく様子に思わず吹き出した。


「プッ」


「うふふ」


 そんな笑い声に包まれながら、俺はゆっくりと目を開けた。


 異世界転生者である俺は、前世の記憶を持つ者として、若い女性たちの笑い声に首をかしげる。


 そして自分の瞳に映る景色を見て、思わず叫んだ。


「ぎゃああああああっ!」


 そこには見知らぬ屋敷の天井……。


 ちょんまげを結った少年……。


 そして中世の髪型をした若い女性たちの姿があった。


(ここはどこだ? 俺は誰だ?)


 混乱する俺……


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