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第388 話 以前と余り変わらない気が? (8)
しかし、俺はすぐに今川氏真に内通者の影を感じ取った。
「半蔵~、お前だなぁ~? 氏真に密告した阿保! ボケ! カボチャは!」
俺は見えぬ者……。
徳川家康の隠密といえば《《服部半蔵》》……
それか《《柳生十兵衛》》だが、今川氏真に媚びを売りそうなのは、妖艶なくのいち姿の服部半蔵である。
俺は荒々しく半蔵の阿保に不満を漏らした。
《シュン!》
半蔵の阿保は何処からともなく現れ、夕陽に照らされ妖艶に輝く忍者姿で、ボン・キュ・ボンなくのいち服部半蔵が俺達の前に膝をついた。
「えぇ~、殿さまの命で氏真さまや朝比奈殿、井伊殿を警護しているアーシに阿保、ボケはないとは思いますが、殿さま~」
俺に不満を告げる。
(お願い)
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