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第387話 以前と余り変わらない気が? (7)
俺は薙刀の刃を向ける二人と今川氏真《駿府の悪役令嬢さま》に向かって、以前のような可愛らしい僕ちゃん口調ではなく、荒々しく唸り、吠えたてる。
「何で氏真~! お前らに俺たちの居場所がわかったんだ~~~!?」
「それはわらわ達には広範な情報網がございますゆえ、あなたの他者への卑猥で変態的、そしてエッチな行為を未然に防ぐことが可能ですわ~」
夕暮れの今川館中庭……今川氏真は凛と佇み、十二単の重なりが風に揺れて優雅な影を落とす。
その肢体の曲線は巧みに隠されているが、その傲慢でツンデレな態度は織田信長を凌ぎ、空威張りの中に確固たる自信を漂わせていた。
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