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第384話 以前と余り変わらない気が? (4)
「あれ~!」と彼女が言っている間に貪り、堪能をする。
まあ、して、楽しませてくれていたのだけれど。
《ドン!》
「あなたさま~!」
夕暮れの今川館の中庭。朱に染まる空は燃え盛る炎のように赤く染まり、風が木々の葉をそっと揺らすたびに、影絵のような茂みの影が長く伸びていく。
周囲の空気はひんやりと冷たく、夕陽の残照が石畳を赤く染め上げていた。
そんな静謐な空間に、突然、俺の背後から鋭い回し蹴りが炸裂し、俺は地面に叩きつけられた。奴……そう、今川氏真《駿府の悪役令嬢さま》が、あの日から俺の自由を奪い始めたのだ。
(お願い)
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