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俺流の徳川家康はこうだ! 未来を知る俺が尽くすならば、同じ悪役令嬢様ならば織田の姫様よりも今川の姫様の方に使える事にした!  作者: かず斉入道
第3章 駿府の悪役令嬢さま

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第373話 俺の本命様(2)

 しかし、背後から感じる俺の熱い視線に気づいたのか、氏真は蹴鞠を静かに止め、毬を地面に足で押さえつけて転がらないように固定した。


 振り返るその表情は、誰が背後にいるのか迷うことなく、少し不満げでありながらも、どこか愛嬌を含んでいた。


 まるで、俺の視線をからかうかのように。


「えっ、あっ! わるい! ごめん! 氏真……。お前の尻を拝みにきたら、つい、お前の美しい蹴鞠の姿に見惚れてしまった。本当に申しわけない、わるかった……」


 《《あの日》》の俺は、御機嫌取りなどではなく、心から氏真の魅力を讃えていたのだ。




(お願い)


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(85)

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