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俺流の徳川家康はこうだ! 未来を知る俺が尽くすならば、同じ悪役令嬢様ならば織田の姫様よりも今川の姫様の方に使える事にした!  作者: かず斉入道
第3章 駿府の悪役令嬢さま

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第372話 俺の本命様(1)

「あなた〜、何をぼんやりとわらわのことを見つめているのですか? 気持ち悪いですね」


 《《あの日》》の夕暮れは、茜色の炎が空を染め上げ、まるで燃え盛る焔のように広がっていた。


 柔らかな風が俺の頬を撫で、時間さえもゆっくりと溶けていくかのようだった──俺の視線は、今川氏真(駿府の悪役令嬢さま)が優雅に蹴鞠(リフティング)を舞う、その一瞬一瞬に釘付けだった。


 最初は、氏真の可憐で形のよいお尻に目を奪われ、そっと近づいたのだが、いつしかその動きの一つ一つが、俺の心を掴んで離さなかった。


 アイツが蹴る蹴鞠の毬は空中で弧を描き、夕陽の光を受けて煌めき、まるで時が止まったかのように静謐な美を放っていた。




(お願い)


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