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【透視チート】会社をクビになった俺、ダンジョン配信でバズって人生逆転する  作者: 音有五角
第三章「新パーティー結成」

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ユーマチャンネルと合流

『あのニキが敗戦とは……』


『これは切り抜き確定』


『危なかった』


『撤退の判断早くて良かったと思う』


『トレントの件とかあるから、突っ込むかとヒヤヒヤした』


『ニキ様、大丈夫!?』


『いたそうだよ~><』


「大丈夫です」


 ポーションで手当てをし、矢を処理し、影山は壁を背に座っていた。

 朝日のドローンの解析により、近くに敵がいないことは判明している。


『さすがに、まだCランクでソロはきついか』


『1体はいけてたけどね』


「弓使いがやっかいですね」


 前衛のリザードマンに気をとられれば矢が飛んでくるし、といって後衛を気にしすぎても、前衛の猛攻にやられる。

 もう少しステータスに余裕が出来れば、前衛を振り切って後衛から潰せるのだろうが、そこまで地力の差があるわけではなかった。


「しっかり休んだら、数が少ない時だけ戦います」


『そうしよう』


『無茶しないでね』


『珍しく慎重……』


『普通に勝てそうだっただろ。なにビビってんだ』


『いやいや、元々突っ込みすぎてたから。ソロはこのくらいが妥当』


(悔しい……)


 正直、ハイパーブーストなどを上手く使えば乗り切れるという可能性も考えていた。

 しかしそうはならなかったので、影山は内心で、静かに悔しがっていた。





「――つーわけで、今日から壁破壊ニキが参戦だ! よろしくな!」


 昼のC級ダンジョン。ユーマは嬉しいのか、影山の肩をバンバン叩く。


「どうも……」


『ニキさんいらっしゃい!』


『熱い共演ktkr』


『ゆ友情パパワー!』


『↑神ゲーネタやめて』


『お前達を待ってた』


『やっと使えそうなやつが来たか』


『こいつオモロいん?』


『だからいちいちオモロさ求めるな定期』


『ダンジョン配信、民度下がってきたなぁ……』


『もうすぐ夏休みだし、キッズ増えるよ』


『いやだなぁ』


 マモルが影山のところへ行き、右手を伸ばした。


「これからよろしく頼んだよ、ニキくん。おっさんなりに頑張るからさ」


「どうも」


 握手をする。

 リディアも影山のところへ行き、あいさつした。


「はじめまして。リディアです、よろしくお願いします」


「よろしくお願いします」


「「……」」


 陰キャ同士なので、秒で会話が無くなった。


『人見知り同士で草』


『リディアちゃんニキに惚れるんじゃね』


『ありそう』


『会話無いのに?(笑)』


『てか、リディアちゃんは多分だけど……いや野暮か』


『ユーマっぽいよね。視線の感じ』


『ニキ様に近づかないで』


『ニキ様困ってる』


『ニキ様はみんなのもの』


『厄介ファンの声デカくて草』


『ニキってやっぱ、ガチ恋勢多いんか』


『多いね。たまにオペちゃん強く当たられてる』


『草。オペちゃんお気の毒に』


『まあ、オペは同性が定石よ。探索者なんだから』


『なぜ、Vのユニコーンみたいなのが湧くんですかねぇ……』


 ユーマが影山のところのドローンへ行く。


「えっと、朝日ちゃんだっけ? よろしくな!」


「はい! 負けませんよ!」


「おう! ……ん? なにがだ?」


 謎の宣戦布告に、ユーマの頭上に“?”が浮かんだ。

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