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【透視チート】会社をクビになった俺、ダンジョン配信でバズって人生逆転する  作者: 音有五角
第三章「新パーティー結成」

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ユーマチャンネルの新たなメンバー、2人目

 朝日と共にマンションまで帰った後、影山は自室にてユーマチャンネルの視聴を開始した。

 スケジュールが許されれば毎回、リアルタイムで見てしまう。


(2回一緒にごはん食べた程度で、友人面されたら迷惑だろうか。迷惑な気がする。今回はコメントしないで、ひっそり見よう……)


 そんなことを思いつつ、ライブ放送へ入室する。

 今日はユーマパーティーへ加わる、2人目のメンバーが発表されるらしい。

 画面はC級ダンジョンで、ユーマとマモルの2人が映る。


「二日酔いは大丈夫かい?」


 マモルがさっそくそんな話を振る。

 ユーマはこくりとうなずいた。


「まあ、昨日休んだしな」


『ユーマ、酒癖治そうね』


『雑談配信でもベロンベロンまで飲むからなぁ』


『お酒はほどほどに』


『心配』


『人に迷惑かけちゃダメだよ』


『羽目を外しすぎないでね』


『無理しないで家に帰るのよ』


『タクシーの運転手さんに迷惑かけてないよね?』


「お母さんか、お前らは! 余計なお世話だし、大丈夫だっての」


 実際は大丈夫じゃなかったが、視聴者の前では見栄を張るユーマであった。

 ファンの前ではちょっとイキりたいようだ。


「うし! そんなことより、新メンバーの発表すんぞ。ネオファンと新たに専属契約をした、リディアチャンネルのリディアちゃんだ」


「……どうも」


 ユーマの紹介で現れたのは、楚々とした幻想的な女の子であった。

 年齢は22。身長は150。髪の色が銀色で、ショートヘアである。ほっそりとした小柄かつ小顔で、クールな雰囲気だ。

 武器は杖である。


『あら可愛らしい』


『可愛い』


『知らんなぁ』


『お人形さんみたい』


『まさかの女子?』


『大丈夫?』


『女子禁制にするのかと思った』


「大丈夫だよ!? いやまぁ、たしかに男女パーティーって、トラブルありがちだけどよ……」


 配信者あるあるだが、なぜか冒険者パーティーでもその法則は当てはまっていた。

 男女トラブル、人間関係、イジメ。

 その3つが起きやすいのが、男女グループの特徴である。


『その典型例だったね』


「その典型例だったよ、うっせ。まあ、リディアちゃんは大丈夫だろ。大人しい子だからな」


『でも、不倫とかするのって、大体こういう清楚系だよね』


『あー、わかるわ』


『そのイメージある』


『○○○○とかね』


『○○○○○もそうだね』


『こらこら』


『やめい』


『マモルもそうだが、ユーマの実績と釣り合わない新人なのが気になる』


『ネオファンどうした?』


『なんでユーマのところに入れたんだろうね』


「散々な言い草だな、お前ら……あー、リディアちゃん? 気にしなくていいからな。ネットってのは、こういうもんだ。メンタル強めでよろしくな」


「は、はいっ。グループ内恋愛禁止ということですね……わかりました」


「いや、べつに自由でいいんだが……まあ、任せるよ、その辺りは」


 リディアは顔を赤くして、緊張している様子であった。

 そしてユーマのコメント欄から、あまり歓迎されていないこともあり、怖気づいている。

 マモル同様、これからの行動に注目されそうだ。


「じゃあ、さっそく行くとするか。リディアちゃんは後衛タイプみてーだから、みんなのサポートよろしくな」


「っ、は、はいぃ!」


「そんな声裏がえるなよ……お前、撮影外でもそんな感じだったけど、本当に大丈夫か?」


「大丈夫でしっ」


「ダメそうだな……まあ、俺とマモル先生で十分に安定するから、いいけどよ」


 そんな会話をしつつ、ユーマパーティーはC級ダンジョン攻略をスタートする。

 リディアの視線は、ユーマへチラチラと送られる回数が多かった。

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