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「僕の部屋は選ばれし場所?家具娘たちと過ごす不思議な日常と、ちょっと苦めのコーヒーを。」  作者: メガネ3353


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休日の過ごし方

休日の朝。

窓から差し込む光がやけに眩しくて、

ふとカーテンを開けると、空は雲ひとつない快晴だった。


「……あー、いい天気だな。」

思わず独り言が漏れる。

柔らかな陽射しと、ほんのり暖かい空気。

こんな日は、部屋の片付けでもして、

布団を干して、のんびりコーヒーでも飲みたいところだ。


「……さて、布団を干すか。」

自然とそう呟いて、ベッドに目を向けた瞬間──


「あれ……?」


そこには、ふわふわとした髪を揺らし、

期待に満ちた目でこちらを見上げているネムの姿があった。

ふわふわの布団みたいな服を着た彼女が、

まるで「今日も一緒にいてくれますよね?」と言わんばかりに、

ほんのり赤らんだ頬で笑みを浮かべている。


「…………。」


……いや、ちょっと待て。

布団を干したいんだよ。

でも、お前が布団なんだろ?

え? どうするんだよこれ。

干すって、どういう意味だ?

干される側なのか?

どう考えても違うだろ!?


そんな俺の頭の中の混乱をよそに、

ネムは嬉しそうに、両手を広げて待っている。

「……ご主人様、私、外に出たいです……!」

きらきらとした笑顔で、そう言ってくるその姿が、

妙に眩しくて、そして、やっぱりちょっと怖かった。


「…………。」


──布団を干すって、どういう意味なんだっけ?


そんな哲学めいた問いが、心に浮かんだ休日の朝だった。


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