河童の龍介の暮らし
俺は河童の龍介、子供の頃に父ちゃんが俺を河童の作品を書いた作家にあやかって付けてくれた立派な名前だ。
俺も親離れして此処では料理人として働いてる、勿論お味は保証するぜ!
河童の龍介…17歳
俺の朝は何時も早い、何故ならこの寮の皆の分のご飯を赤鬼奥さんと作るからだ。
奥さんは豪快で時に厳しいけど俺にとっては第2の母ちゃんだ。
「鍋が焦げちまうよ!龍介、早く火を消しておくれ!!」
こんな調子で騒がしい台所で奥さんの怒鳴り声が俺の耳がつんざくように響く、それでも飯を食ったり、美味いって言ってくれる奴等が居るから厳しくても頑張れるんだぜ。
そして昼頃には畑仕事の爺さん婆さんや坊主の飯を作る、最近では坊主の世話をする奥さんの代わりに俺が昼飯を作ったりするんだ、んで実は俺には日課がある。
それは寮の裏に流れる川で胡瓜を冷やしながら泳ぐ事さ!空き時間が有るときに俺は人目の付かない様な川で目一杯泳いで腹が減ってきた頃に胡瓜を食うのが美味いんだ。
夕方になれば外から帰ってくる奴等に夕飯の準備を奥さんとする、この時が一番大変で、毎日奥さんに怒鳴られちまう…
坊主の飯も奥さんが好き嫌いしないよう厳しく仕付けてるせいか…いや、そうでなくてもよく食うよ。
皿洗いが終わって、朝ごはんの下拵えを終えたら俺の仕事は終わる。いつか俺にも嫁さんが出来たらこの仕事を誇りに生きていくぜ!
俺の話はこれで終わるぞ




